花咲ガニとはどんな蟹？

花咲ガニは、北海道根室市沖でしか水揚げされないとても貴重なカニです。なかなか本州方面には出回らないので、食べたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか？北海道では特に人気のある蟹です。

花咲ガニという名前の由来は、茹でるとキレイな赤色になり、それが花のように見えるところから「花咲ガニ」という名前がついたようです。

花咲ガニは、タラバガニやアブラガニと同じで"カニ"と付いていますが実はヤドカリ科なんですね。メスはお腹に卵（外子）を持ちこれも大変、珍味です。

また生息しているエリアが昆布が生えている海域で、昆布を好んで食べる事から「コンブガニ」と呼ばれることもあります。大きさは甲羅が10〜20cm前後、脚も15〜20cm前後とカニとしては比較的大きい部類です。

花咲ガニは全身に硬く尖ったトゲが多く、脚は太くて短めですが極寒の太平洋で鍛えられた身はプリップリとしてみずみずしく、とってもジューシーです。

花咲ガニの美味しい食べ方

花咲ガニはとても味が濃厚ですので、素材そのものの味を楽しむのがおいしい食べ方です。
花咲ガニの甘みを堪能できるのは、お刺身（活ガニ）ですね。まず自然解凍をした後、キッチンバサミで殻を切り、身を剥きます。その身を冷水に約15分〜20分程度つけて、わさび醤油でお刺身！が最高♪

焼きガニも美味しいですね。アツアツ焼き蟹は絶品　炭火焼なら最高の味ボイル蟹でもＯＫですね。！
ボイルされた花咲ガニも自然解凍して二杯酢で食べるのもオススメ！！

お酒の好きな人におすすめはカニ味噌ですね。甲羅に日本酒を入れかき混ぜ飲むのが最高（メス蟹があれば内子を入れてさらに贅沢に！)　焼き蟹の時させは甲羅に身を入れてグツグツさせて食べるのは最高です。カニ味噌は>毛ガニよりも濃厚だそうです。あとは、殻でミソ汁を作って飲むのもいいです。
色々な調理方法がありますので、自分の好きな食べ方で花咲ガニを堪能しましょう。
もし、雌のカニをお求めになれば、内子も満喫できるかも知れません。更に贅沢です。ちなみに外子も大変珍味とされています。

花咲ガニの調理は、無数のとげと、とても硬い殻なので慣れていないと危険です。必ずキッチンバサミを利用して下さい。油断してケガをしないように注意してください。





※通販でお求めの場合の注意点

通販で注文された花咲ガニは意外と小ぶりなものが多いという話しを良く聞きます。
ちなみに、通販サイトで花咲ガニを検索して見ていくと、「3kg分」「1Kg」といった表記をしているサイトがあります。
こうしたお店で注文すると、かなり小ぶりな花咲ガニが5杯、6杯と送られてくる場合があります。ただし、味は悪くはありません。毛ガニもそうなんですが、大きければいいというわけでは決してありません！

でもあまりにも小ぶりのカニは食べられない部位も多く、それが何杯くると、3kgのうち、1kgくらいがほとんど食べられない部分だった。というけースも多々あります。
また小ぶりのメスは内子や外子の量も少ないです。身も卵の量もカニの大きさと比例するのでこれは仕方ありません。
こういったケースは、決して花咲ガニを扱っている通販ショップが悪徳なわけではありません。それなりのサイズの花咲ガニ自体が品薄だといいうことです。

通販で花咲ガニをお求めの際は、そのショップの評価、口コミなどを参考にしてお求めください。